ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢 の楽しみ方

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こんな人におすすめ
・ゴッホが好き
・少しでも芸術に興味がある
・ゴッホとはどういう人物なのか

ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢 について 

今回紹介するのは2025年7月5日(土)〜8月31日(日) 大阪市立美術館で開催される「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」です。
このイベントは大阪・関西万博開催記念 大阪市立美術館リニューアル記念特別展として行われます。

フィンセント・ファン・ゴッホとは?

フィンセント・ファン・ゴッホは(1853年3月30日〜1890年7月29日)オランダのポスト印象はの画家。
主な作品は1886年以降フランス居住時代、特にアルル時代(1888年-1889年5月)とサン=ミレでの療養時代(1889年5月-1890年5月)に製作された。
感情の率直な表現や大胆な色使いで知られポスト印象派を代表する画家。
フォーヴィスムやドイツ表現主義など、20世紀の美術にも大きな影響を及ぼした人物。

※Wikipedia引用

イベントの開催概要

フィンセント・ファン・ゴッホの作品はどのようにして今日まで伝えられてきたのか?
本展では家族が受け継いできたコレクションに焦点を当てます。

ゴッホの弟テオは兄の作品の大部分を保管していたが、兄の半年後に生涯を閉じた。
テオの妻ヨーは義兄ゴッホの名声を高めるために、作品を展覧会に貸し出し、販売し、膨大な手紙を整理して出版しました。
そしてその息子フィンセント・ウィレムは、コレクションを散逸させないため、フィンセント・ファン・ゴッホ財団をつくり、美術館の設立に尽力する。

アムステルダムのファン・ゴッホ美術館には、画家フィンセント・ファン・ゴッホの約200点の油彩や500点にのぼる素描をはじめ、手紙や関連作品、浮世絵版画などが所蔵されています。そのほとんどは1973年の開館時に、フィンセント・ファン・ゴッホ財団が永久貸与したものです。本展では、ファン・ゴッホ美術館の作品を中心に、ファン・ゴッホの作品30点以上にくわえ、日本初公開となるファン・ゴッホの手紙4通なども展示し、家族が守り受け継いできたコレクションをご紹介します。

※大阪市立美術館HP引用

展示内容

展示内容は1章〜5章まで分かれている。

1章は弟のテオから始まった活動やその妻ヨーへ受け継がれ、息子のフィンセント・ウィレムへと繋がっていく流れを知ることができる。


2章はゴッホやテオが集めたコレクションが展示されている。
初めは肖像画からはじまり、当時活躍していた印象派の作品や画家たちの交流がわかる。
ゴッホやテオがどんな作品のどういう所に惹かれ、影響を受けたのかはわかる。
日本の版画も展示されており、それがどのようにゴッホに影響したのか?
そして自分はその先品がどう見えどう感じたかを体感してほしい。

3章 ここからゴッホの作品の流れをがわかる。
素描が油絵などゴッホの初期の作品を見ることが出来、「ひまわり」など油絵の印象が大きかったが、この章ではゴッホが元々はどのような物を書きたかったのかがわかる。
パリに移ってからは石像の素描や色彩等を学び、初期とは違う色使いを楽しむことができる。
アルル時代「耕された畑」を観てほしい。生で見る価値がある本当にすごい作品だった。
サン=ミレへ移り「オリーブ園」や「麦の穂」そして、テオ夫妻に送った「花咲くアーモンドの木の枝」が経緯なども含めて素晴らしかった。

4章 ここではゴッホの死後のテオやヨーの活動が会計簿から読み取れる。

5章 この章はゴッホがオランダの画家アントン・ファン・ラッパルトとの手紙のやり取りなどを目にすることができる。今でこそLINEなどで文章のやり取りは簡単に速くなったが、これを見ることで手書きの美しさや気持ちなどがバンバン伝わってくる。絶対に見てほしい。

感想

「ひまわり」しか印象がなかったがこの展示を見てゴッホに絵に対する向き合い方や想い。その時代の他の画家の作品から伝わるモノを深く感じれた。
そして弟テオやヨー、フィンセント・ウィレムの努力のおかげで今自分達がこの作品を見ることが出来ていると思うと、本当に考えさせられます。
ぜひ少しでも気になった方は足をお運びいただけたらと思います。

まとめ

⚫︎展覧会名
大阪・関西万博開催記念 大阪市立美術館リニューアル記念特別展 ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢

⚫︎会場
大阪市立美術館(天王寺公園内)
〒543-0063 大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1−82

⚫︎会期
2025年7月5日(土)—8月31日(日)

⚫︎開館時間
9:30-17:00、 毎週土曜日、8月8日(金)、10日(日)、15日(金)、22日(金)、29日(金)は19:00まで(入館は閉館の30分前まで)

⚫︎休館日
毎週月曜日、 7月22日(火)
※ただし、7月21日(月・祝)、8月11日(月・祝)、8月12日(火)は開館

⚫︎主催
大阪市立美術館、 NHK大阪放送局、 NHKエンタープライズ近畿、中日新聞社

⚫︎協賛
NISSHA

⚫︎後援
オランダ王国大使館、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会、公益財団法人大阪観光局

⚫︎協力
KLMオランダ航空

観覧料(税込)

前売券の販売は2025年4月28日(月)~7月4日(金)まで

土日祝は日時指定予約優先制です。

※平日にご来館の場合、日時指定予約は不要です。予約/企画チケットなど各チケットの購入はこちら

  • 一般2,200円(2,000円)
  • 高大生1,300円(1,100円)
  • 小中生500円(300円)
  • ( )内は前売りおよび20名以上の団体料金
  • 未就学児、障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1名を含む)は無料(要証明)。ただし、土曜・日曜・祝日に入館する場合は日時指定予約をされた方が待ち時間が少なくご入館いただけます。
  • 大阪市内在住の65歳以上の方も一般料金が必要です。
  • 学生の方は、ご入館の際に学生証をご提示ください。
  • チケット購入の際にプレイガイドによって各種手数料が発生する場合があります。
  • 本展観覧券(半券可)の提示で、あべのハルカス美術館「深堀隆介展 水面のゆらぎの中へ」〈2025 年7月5日(土)~9 月7 日(日)〉の当日券を100 円引きでご購入いただけます。(1 枚につきお一人様1 回限り有効、他の割引券との併用不可)

    ※HP引用

販売所

※団体は15名様以上
※障害者手帳をお持ちの方は、美術館チケットカウンターで購入されたご本人様と付き添いの方1名様まで当日料金の半額。
※チケット購入の際にプレイガイドのよって各種手数料が発生する場合がございます。

※HP引用

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